三朝薬師の湯  万翆楼

　私は、万翆楼で５日間働かせてもらっています。
なぜ、実習先に選んだかというと、旅館ではどんな仕事が行われ、お客様に
対してどのようなおもてなしをしているか知りたいと思ったからです。
実際に働いてみて、旅館では本当に沢山の仕事がある事が分かりました。
フロントというとチェックイン、チェックアウトのイメージがほとんどでした。
しかしその仕事以外にもお客様が到着された際に、抹茶を出したり、
ロビーの喫茶を担当したり、お客様と外までお見送りしたりするなど
多くの仕事があることを知りました。そんな中で私に出来ることは、
お客様の荷物を持つことや喫茶コーナーでコーヒーを出したり洗い物
をしたりするなどとても限られた事ですが、それでもお客様に『ありがとう』と
言って貰えたときには大きなやりがいを感じました。
感謝の言葉を言われるとモチベーションも上がり、もっと喜んで貰えるように
頑張ろうと思うことも出来ました。
このインターンシップを通して旅館で働く上で大切だと感じたことが２つあります。
①つ目は、明るく笑顔でいることです。お客様と面と向かって接することがほとんどです。その時に明るく挨拶したり笑顔で接したりすることがお客様に気持ちよく過ごして貰えるポイントだと思いました。
②つ目は常にお客様に目を配ることです。お客様の荷物が大きくて重いようであれば声をかけて荷物を持ったり、歩くのがゆっくりなお客様であれば、その方のペースに合わせたりするなどお客様に目を配っていればできることが沢山あります。ちょっとしたことですが細かいところまで注意して、常にお客様のことを一番に考えて行動することが大切だと気付きました。
５日間という短い実習期間ですが、少しでも多くのことを学び自分のものにして、これからの生活や進路に生かしていければと思います。